Myfxbookとbuild600問題
みなさんこんばんは。Mr.Kです。
今日はMyfxbookに関して少しお話したいと思います。
まあ、これだけだと何ですから、少し高度(?)なお話も交えましょう。
MyfxbookにEAの成績を送信する方法は大きく別けて二つあります。
1.MT4のパブリッシャー機能を使う
2.MyfxbookのパブリッシャーEAを使う
ちなみにパブリッシャーとは出版社とか発行者とかという意味です。
1.はbuild600以前と以後で変更ありません。
問題は2.のほうです。
build500番台ではMyfxbookのパブリッシャーEAをインストールすると
expertsフォルダに myfxbook.ex4とexperts\librariesにmyfxbook.dllがコピーされます。
あのプログラムはたったそれだけをするものだったのですが、
build600以降はc:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal以下に作られたフォルダ(32文字の英数字の羅列)にMQL4が作られ、そこにインストールする形になります。
普通にMetaTrader4がインストールされたフォルダにコピーしても使えるようにはなりませんので注意してください
エクスプローラーでやろうとするとわけがわからなくなるので、MT4を立ち上げて「ファイル」メニューから「データフォルダ」を開いたほうがよいと思います。
MQL4\expertsにmyfxbook.ex4
MQL4\librariesにMql5HttpLib.ex4とzlib_wrapper.dllがコピーされます。
Mql5HttpLib.ex4とzlib_wrapper.dllがbuild500番台のmyfxbook.dll相当の役割を果たします。
なぜこういうことを言うかというと私は最初の一回だけeainstaller.exeを使い、後はmyfxbook.ex4とmyfxbook.dllを直接フォルダにコピーして使っていたからです。
おとなしくEainstaller.exeを使えば必要ないのですが、複数のMT4を一気にセットアップすることも多いのでこんな風に直接一気にコピーしてました。
同じやり方をしていた人はXPのサポート終了に合わせてMT4のフォルダに関する設定が大きく変わり、以前と同じ方法ではEAがインストールできなくなったことと、myfxbookのパブリッシャーEAのファイルも変更になったということは覚えておいてください。
terminal.exe /portable とスイッチをつけて起動すると、以前と同じように使えたようですが、build625でそれもできなくなったようですね。
WindowsはOSの仕様に逆らう使い方をすると、途端に面倒くさくなります。
これも一つの例ですが、おとなしく仕様に沿った使い方をしましょう。
面倒に感じるかも知れませんが、セキュリティ的にはこれは正しい作法です。
こんな風にbuild600番台に対応しているツールやEAも結構大きな変更があり、変更に対応できないEAやツールがいまだに存在するようです。
私が使ってるツールも一部対応していないものがあり困ったものだと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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