FX業界と社会
皆さんこんばんは。Mr.Kです。
今日はFX業界と社会というテーマでお話します。
こういうお話をしようと思うのはやはり与沢さんが破綻した影響でしょうか。
実は私は結果を出せるならああいうやり方でも正当化されるのかなと思っていました。
やっぱりある程度会社勤めしていると手段を選ばずに結果を出さなくてはならない局面というのがあるわけですよ。
そういう状況を生きていると、まっとうな手段だけを使い続けることに疑問を感じたりすることがあるわけです。
みんなやってるからいいじゃん、みたいな。
しかし、与沢さんが破綻しているのを見て、社会に貢献していないものはハード・ソフト問わずはダメだなと思いました。
FX自体は社会になんら貢献していないので関連情報を発信するならば出来るだけ誠実に行かなくてはならないなと気を引き締めました。
FXが社会に貢献していないというのは異論がある方もいらっしゃると思います。
株式は企業に投資するという観点から言えば、投資した会社が社会に貢献すれば、それを通じて社会貢献していることになるわけですが、FXは単なるゼロサムゲームですから投資行動的に言えば、極めて投機的で、まったく社会に貢献していないわけです。
通貨の売り買いだけではなんら生産行為をしているわけではありません。
FXだけで生活している人が居るとすれば、誰かが作った生産物を消費して生活しているわけですから、そう簡単に食っていけるだけの収入を得ることは難しいわけです。
では、FXなんてダメなのかといえば、そんなことは無く、私的な感性で言えば、以下のような表現になりますね。
FXとは、データになったマネー(資金)というパラメーターを増やすフィルタ(自動売買のプログラム)を見つけて時間をお金に変換するゲームである
ということです。
当然ゲームですから、変なフィルタを持ってくると負けるわけです。
これは当然人によって感じ方が違うと思います。
私は自動売買メインなので、このような感じ方になりますね。
コンピューターRPGで最初にやることは何ですか?
「戦闘」と答えは人は間違いなく真っ先に死んじゃう人でしょう。
答えは「情報収集」です。
棍棒とナイフはどっちが強いのか?、どこに弱い敵がいるのか?、次の武器を買うのにはいくらお金がいるのか?
経験でしか得られないことももちろんありますが、事前に町の中で情報収集をすることにより、危険度を減らせるわけです。
武器屋を探して、どんな武器がいくらで売っているのか?くらいはチェックしてください。
唯一コンピューターRPGと違うところは、復活の呪文も教会も無いということです。
ゲームが得意な人は、ゲームの攻略にFXの攻略を置き換えてみると良いと思います。
死んだら復活できないハードコアなゲームをするときはどうするか?ということを考えてみると良いかもしれません。
酒場で仲間を雇うとき(=自動売買のプログラムを買うとき)はどんなところをチェックしますか?
スタートの町に魔王を一発で倒せる魔法を使える魔法使い(よくあるセールスレターに載っている文句的な表現です)がオレを雇えといってきたら貴方はどこを見ますか?
パラメーターをまったくチェックせずに即雇いますか?そもそもその言葉を信用しますか?あり得ませんよね?
しかし自動売買の世界には、高額の金を払ってパラメーターをまったくチェックせずに「自称:魔王を一発で倒せる魔法使い」を雇おうとする人が一杯居るわけです。
余談はこのくらいにしておきますが、ゲームなのである特定の条件下では必勝法が存在します。(厳密には半必勝法というべきですが。)
今まで「負けないEAは存在しない」といってきましたが、次回は、「特定のリスクを受け入れることを前提に半必勝法的な成績を出せるEA」をご紹介する予定です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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