Build600問題が再燃 | FX自動売買最強投資術

Build600問題が再燃

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皆さんこんばんは。Mr.Kです。

White Bear V3がバージョンアップしましたね。

本当は3.18にアップデートした時点ですぐに記事にしようと思ったのですが、なにやらステータス画面がおかしかったので少し様子を見てました。

不具合の内容は稼動させている皆さんは既にご承知のことと思いますが、

「Build600で稼動させると金曜クローズの機能が働かない」というものです。

以前コメントで3.17+build600で問題ないといってしまいましたが、不具合があったようで、私の早計な判断でした。申し訳ありません。

今後はきちんと確認を取りたいと思います。

※ 今回は作者さんも予想外だったようです。

元々のMeta Trader4の仕様が大きく変更になりましたので、多少の混乱はやむを得ないところなのかもしれませんが、2000年問題などでの他分野のソフトウェアの対応を見ると、FXの世界の対応は基盤の脆弱さが浮き彫りになった形ですね。

比較的マメなPenguin氏ですらもこのような形となっていますので、他の注目されていないEAではどうなっているのかと思います

8月からはもうBuild509以前のMT4が使えなくなりますので、阿鼻叫喚の地獄になるのではないかと心配しています。

かくいう私も、build600以降の動作確認が取れてないEAをいくつかデモ口座で確認のために走らせています。

それで万全といえるわけではないのですが、何もしないよりはマシですので、確認が取れ次第リアル口座に切り替える予定です。

本来なら、ここでWhite Bear V3.17とWhite Bear V3.19の比較を行いたかったのですが、Certification.ex4読み込まないのでバックテストが出来ないというエラーが発生していますので、比較出来ませんでした。

これもまた問題になってVer3.20にすぐにアップデートするんでしょうか?

おそらく単なるバグフィックスなので、成績は変わらないと思いますが、8月に向けて、build600で正常稼動するかどうか分からないEAをお使いの方は、今からbuild600を使ってデモ口座で最低一週間はテストランをさせておいたほうが良いと思います。

build600系はどうも、金曜クローズなど特殊クローズ関係でエラーが出やすい印象です。

一連のアップデートに対する対応のまずさは本当に、業界の未熟さというか、脆弱さというか、そういうものが出てしまったという感じですね。

FXのソフトウェアは非常に高額なので、消費者の側から見たら、1月にアップデートしてから半年以上も何やってたんだよ、といわれてもしょうがない対応です。

※というか他の世界だったら許されないでしょうね。

Build600で大きく変わってしまった点として、MQLというMeta Traderの開発言語の仕様がこれまでのMQL4からMQL5のほうに合わせられてしまったということがあるようです。

MT5は発表されてから久しいですが、いろいろな問題があるのであまり普及していなかったわけですが、だったら普及しているMT4のほうをあわせてしまえということなのでしょう。

賛否はあると思いますが、これまでにも似たようなことは幾度と無く繰り返されてきましたので、宿命みたいなものだとあきらめるしかありませんね。

とりあえず私の対応としては、ステータス画面がまずくてもまっとうに動いている3.18で様子を見るということにしたいと思います。

そのうち何らかの対応があるでしょう。

8/1からはbuild600しか使えなくなりますので、本当に深刻な問題に発展しそうな気配です。

私の使っているEAで既に作者さんと連絡が付かないEAが一つありますので、これについてはデモ口座で動作確認するしかない状況ですね。

長く使用に耐えるソフトが多くないという業界の現状が皮肉な状態を生んでいます。

今回発生している問題は、この世界の縮図ですね。

本来的な趣旨としては、サーバー側の切り替わりの情報収集はASP側で行って各EA作者さんに対応を促すというのが理想の形だと思います。

FX-ONで行っているフォワードも8/1から強制的にbuild600系になるのですから、不具合があれば何れはASPにも降りかかってくるでしょうからね。

使えないものを売ってもしょうがないので、build600で不具合が後から発見されたらその時点で発売中止などになってしまうかもしれません。

フォワードのMT4のバージョンはいくつなのか情報が公開されていないのも不安を煽っている要因の一つでしょうか。

PCの自作をやっているとメーカー側がこういう不具合を出すと一斉に批判が集中しますので、良くも悪くもそれなりのスケジュールを組んで対応しますが(その代わり中の人は連続徹夜とかデスマーチとかいう笑えない状態に置かれますが)、マイナーというかニッチな世界の自動売買では、作者さん個々人の考え方にゆだねられるという対応は、少しカルチャーショックだったりします。

※ ASPというインフラを提供している側の責任がどこまでなのかというのは諸説あるところですが・・・・。

この辺はインフォトップなどのメーカー単位で対応しているところのほうが小回りが利くという皮肉な結果になっていますね。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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