MT4にビルトインされたVPSをとりあえず使ってみた。 | FX自動売買最強投資術

MT4にビルトインされたVPSをとりあえず使ってみた。

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皆さんこんばんは。Mr.Kです。

VPSマスターを自認する私としては、VPSに関する新機能に関しては試して見ずには居られないわけですよ。

今日はMT4にビルトイン(内臓)されたVPSに関してお話します。

以前も話題として取り上げましたので、記憶力の良い方は覚えていると思います。

まず、前提として、MT4はBuild654以降であることが必要なようです。

現在の最新はBUild745なので念のためBuild745にしてください。

必要なもの

まずMQL5.com Communityのアカウントが必須です。

持っていない場合でもVPSを注文するときに一緒に登録することが出来ますので、心配しなくても大丈夫です。

まず、普通にMT4の口座が必要です。これは既に皆さんもっていると思いますので大丈夫だと思います。

例として先日取得したFXPrimusのリアル口座で試してみます。

mt4ovps00

まず、MT4を起動し、①口座の上で右クリックしてメニューを出し、②メニューの一番下「Register a Virtual Server」をクリックします。

mt4ovps01

すると上のような画面が表示されますので、「次へ」をクリックしてください。

mt4ovps03

MQL5.com Communityにログインされていない方は上の画面が出てきます。

ここでは、MQL5.com Communityのアカウントを持っていない方のための説明をします。

①New loginに希望するユーサー名を入力してください

②にメールアドレスを入力してください(予め入力されていると思います)

③「Register MQL5.com Account」をクリックします。

③で登録したメールアドレスに「Start your work in MQL5.community」という件名でメールが来ていると思います。

メールにログイン名とパスワードが記載されていますので、確認してください。

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「Register MQL5.com Account」をクリックすると上のように①にlogin名が表示されます

②に先ほどのメールに書いてあったパスワードを入力してください。

③「次へ」をクリックしてください。

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次に注意事項が表示されますので、①にチェックをつけ、②「次へ」をクリックしてください。

※ MQL5.com Communityに登録されている方は登録画面がスキップされ、ここからVPSの注文に入ります。

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①サーバーの一覧が表示されます。下にスクロールさせると画面に収まりきっていないサーバーも表示させることが出来ます。

③サーバーの月額です。全て$10です。

④ブローカーのサーバーとVPSの間の通信がどのくらいかかるかの時間が表示されます。単位はミリセカンド(1/1000秒)です。数字が小さいほど通信が早いということです。

④選択したら「次へ」をクリックします。

※ 最初から選択されていて、一番上に表示されているサーバーでよいです。

mt4ovps06

①プランについては重要ですので、一つ一つ説明します。

Free:360 minute evaluation period left=無料:後360分残っています。

Free:1 month,Complementary from broker FXPrimus ltd.=無料:一ヶ月間FXPrimusから補足的に
※ ブローカー側でMetaQuotes Software社と契約をしていないと有効にならないようです。私の場合は有効になっていませんでした。

10 USD : Rent for 1 month,pay from Trading account (貴方のFXアカウント)=10ドル:一ヶ月間のレンタル料を貴方のトレーディングアカウントから支払う
※ ブローカー側でMetaQuotes Software社と契約をしていないと有効にならないようです。私の場合は有効になっていませんでした。

10 USD : Rent for 1 month,pay from MQL5.community account=10ドル:一ヶ月間のレンタル料をMQL5コミュニティアカウントから支払う

28 USD : Rent for 3 month,discount 7% best choice!=28ドル:三ヶ月のレンタル料,最良の選択 7%の割引

54 USD : Rent for 6 month,discount 10%=54ドル:六ヶ月間のレンタル料,10%の割引

100 USD : Rent for 12 month,discount 17%=100ドル:十二ヶ月間のレンタル料,17%の割引

価格にビックリされたと思いますが、ここではテストですので②一番上の6時間無料お試しを使います。
※ テストで繰り返し使ったため、画像では355分に減っていますが気にしないようにしてください。

③をクリックしてチェックをつけてください。

④「次へ」をクリックしてください。

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①をクリックしてください。
※ シグナル配信を受信している方は一番上を選択してください。

②「完了」をクリックしてください。

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成功すると画像のようにアカウントの下にVPSが表示されます。

使い方

使い方はとても簡単です。

まず、普通にインジケーターやEAをセットしてください。

セットの仕方が分からない場合は初心者講座で解説してありますので、そちらをご覧ください。

mt4ovps09

①VPSの上で右クリックしてメニューを出し

②をクリックすると、VPSが稼動し、自分のパソコンのMT4のチャート設定が全部コピーされます。

基本的には、自分のパソコンのMT4で設定-同期という手順です。

これで、感覚的には「ミラートレーダー」や「みんなのシストレ」に近づいたと言えます。

まとめ

MT4ビルトインVPSの利点

月額が安い。契約期間が長いと割引もある。

公式VPSという安心感がある。

サーバーのロケーションを複数選択でき、また、全て料金が同じである。

操作が簡単で、普通にVPSを借りるよりかなり手軽に自動売買が出来る。

MT4ビルトインVPSの欠点

1口座、複数ターミナルが出来ない。

Build509からBuild600以降のように大規模アップデートがあった場合、元に戻せるかも含めて不安がある。

1口座、複数ターミナルは公式で認められていませんので、やむを得ないのかもしれませんが、使用EA数や取引数が増えて注文が重なるとバッティングして通らないことがあるため、私は活用しています。

この自由度の低さはちょっと残念ですね。

ただ、これを受けてSWVPSの値段が下がりました。

月額$7となりましたので、当サイトの推奨は変わらずSWVPSとなります。

複数ブローカー・複数口座のターミナルを一度に動かせることもあり、SWVPSは相変わらずコストパフォーマンスが高い選択といえます。

VPSの設定が問題なく出来る人にとっては使うメリットが十二分にあるといえます。

VPS上級マニュアルをお渡しした人にはわかると思いますが、逆に言えば公式VPSは、私のように色々やっているユーザーにとっては却って不便かなと思います。

ますます価格競争力の無くなる国内VPS

公式に月額$10のVPSが登場してこともあって、今後ますます国内VPSとの価格差が広がってしまいます。

SWVPSは即座に価格で対抗したようですが、国内VPSは何の音沙汰もありません。

おそらく、誰も彼もが英語のHPに書いてあることを理解し、英語のサービスを不自由なく受けられるというわけでは無いと思いますので、日本語でサービスを受けられるというのは一つの大きなメリットです。

しかし、この価格差を見ると、国内事業者にはもう少し頑張って欲しいところです。

私もVPSを全く使ったことが無い人にはまずは「使えるねっと」か「お名前.com」をお勧めしています。

初心者向けの選択が一番高くつくというのはあまり良い状態とは思えません。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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