絶対に負けないということの強さ
みなさん。こんばんは。Mr.Kです。
今日は、「絶対に負けないということの強さ」という題でお話ししていきたいと思います。
「どんな優秀なEAでも必ず負けることがある」と常日頃から言っていますが、何にでも例外は存在します。
その例外とは「含み損を抱えるEA」です。
マーチンなんかはエントリーと逆方向に価格が進むたびに追加ポジションを持ち、セット単位で負けないようにするものですが、今日お話しする「ランド円自分年金EA V2」は下限を決めて、含み損に耐えられるようにするという仕組みで負けないようにしています。
ランド円の史上最安値が7.62円ですから、安全マージンを取って6円なり、5円なりまで耐えられるようにすればまず破綻はあり得ないわけです。
これだと逆行している間は利益が出ませんが、ランド円はスワップ金利が高くつきますから、逆行している間にも利益を出してしまおうという戦略です。
上はフォワードテストです。
損はしないので、当然リアルフォワードなワケですが、綺麗な右肩上がりになっているのが理解してもらえると思います。
その代わり利回りはFXで運用するものとしては非常に控えめになります。
何時損失を出すかが判らないEAに投入する資金というのは一定額に押さえておき、その額を超えた分はこういうEAに入れておくというわけです。
バックテスト上での利回りは年9%です。
※ 但し、複数のバックテストを繋ぎ合わせしており、継ぎ目で強制決済が発生しているため、実際はもう少し利回りが良くなると思います。
金額的には大して魅力的に感じないかもしれません。
しかし、特にFXのようにリスクの高い金融取引の場合、絶対に損をしない安心感というのは何者にも代えがたいものだと思います。
マーチンゲールも一応損はしませんが、破綻するときは大抵の場合、口座が全損して立ち直れないほどのダメージを受けます。
マーチンを使って含み損を抱えていると非常にストレスだと思います。
このEAの欠点を一つ挙げるとすると、稼動する条件がタイトなことです。
国内だと対応ブローカーはOANDA JapanとForex.com Japanのみとなります。
稼動する条件はZARJPYのロングにプラススワップがつき、ロットが100ランド単位ではなく、1ランド単位に対応しているブローカーのみで正常に動作します。
最小売買が100ランド単位の場合は正常に動きません。
私は疑り深いのでバックテストで確認しました(笑。
売買ロットが100ランド単位の場合、設定値を100倍にしても正常に動作しません。
海外業者でも対応しているブローカーはあるかもしれませんが、公式に動作が確認されているのはOANDA JapanとForex.com Japanだけなので、この二つのブローカーで稼動させるのが無難でしょう。
国内業者だとだと税率が20%になるので、そこも大きいと思います。
「リスクに応じて投入する資金を分ける」というのは私が使う戦略の中で一番基本になるものです。
勝つか負けるか判らない戦略に投入する資金が一定額になったら増えた分はこういうEAで運用しましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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