White Bear V3の年末年始期間の成績
みなさん。こんばんは。Mr.Kです。
今日は、White Bear V3の年末年始期間の成績と題してお送りします。
ブログを開設したころ、EAはいつ止めればよいのですか?と言うような質問が良く来ていたのですが、私は「EAのタイプやその人の考え方による」と答えていました。
なんともつれない返事だったと思います。
当サイトも長い間フォワードを行っていますので、折角ですから、この機会に去年と今年、二年間のフォワードの成績を比較しながら、なぜなのかと言うことを解説して行きたいと思います。
White Bear V3のTP/SLデータ
White Bear Mode
TP 7pips
SL 56pips
Brown Bear Mode
TP 12pips
SL 48pips
上のデータを総合すると単純計算でWhite Bear Modeは勝率87.5%、Brown Bear Modeは75%以上無いと、PF1.0以上にならない(=損失になる)ことになります。
それを踏まえて2014年-2015年と2015年-2016年のフォワードテストのデータを比較して見てみましょう
上のようになります。
期間は大体同じになるように揃えてありますが、それぞれ、取引数・勝率やトータルの結果が全く違うことが見て取れると思います。
理由ですが、2015年-2016年はアメリカが金利を引き上げして波乱が予想されたことと中国の経済状況が不安定になってそれが世界中に波及していたことなどがあります。
結局はその年の経済状況によっても判断が変わってくるということです。
これを画一的に判断して、「White Bear V3はもうダメになった」と判断するのが如何に愚かかわかると思います。
これで使用を停止していたら、使えるEAがなくなってしまうということです。
年末年始期間においても何も無ければ2014年-2015年のように普通に勝ち越しすることもあります。
よく、「年末年始期間は止めたほうが良い」と一般的に言われるのは、普通FXにおいてはストップのほうが深いEAが多いからです。
White Bear V3で言えばWhite Bear ModeはSLはストップの8倍あります。
2015年-2016年の年末年始期間のpipsを見ていただければ判りますが、-500pips以上負けています。
同じ負けるリスクに身を晒すとしても、ストップのほうが深いため、受けるダメージが大きいのです。
そのため、多くの場合、「年末年始期間は止めたほうが良い」と言う理屈が成立します。
私としては「ケースバイケース」であると思いますが、あなたの使っているEAが高勝率タイプの場合は「停止したほうが良い」と言えるでしょう。
高勝率タイプのスキャルはフォワードの演出がやりやすく、好成績に見せることが出来るために、人気があります。
私はこれが良いことだとあまり思いませんが、このタイプのEAが最も良いと思うことは、トレーダーを育てるEAだということです。
SLが60pipsそこそこのEAは市場の動きに無頓着でいるとあっという間に負け越ししてしまいます。
そのため、常に市場の動向に敏感でなくてはいけません。
自動売買トレーダーの中には市場の動向を見るのが面倒だからイヤと言う人もいますが、本来それは正しくない姿勢だと思います。
経済と言うものに興味が無ければFXを選択する意味がありません。
競馬でも競艇でもパチンコでも不動産でも別に構わないのではないでしょうか?
数ある運用方法(?)の中から敢えてFXを選択したのであれば、やはり市場の動向に背を向けるのではなく、積極的に向き合っていくべきだと私は思います。
参考までに2015年3月からの私のWhitebearV3の成績をお見せします。
現在のところ+9.05%ですが、ご覧の通り、フォワードテストとは全く異なる結果となっています。
市場の動向に敏感であるか、ないかだけの違いですが、あなたは、市場のリスクに立ち向かって結果を出すトレーダーになりたいと思いますか?
それとも市場の動向に無頓着でEAの特性を理解出来ない「常に新しい青い鳥」を探すトレーダーのままでよいですか?
White bear V3は見据えている目線の高さがもろに出るEAだと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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