EAとドローダウン1 | FX自動売買最強投資術

EAとドローダウン1

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皆さんこんばんは。Mr.Kです。

今日はEAを運用する上でもっとも重要なドローダウンに対する考え方をお話します。

前のブログにも少し触れていますが、EAを運用するときは、損失を軸にして考えなくてはなりません。

損失を軸にして利回りがどのくらいになるか考えるのはいいですが、最初から利回りを求めてEAを設定するのはあまりお勧めできません。

なぜなら、人間の欲望は無限ですが、資金には限りがあるからです。

ちなみに「最強」などという物騒な単語が含まれている当ブログですが、この誰しも持っている「欲望」をどんな風にコントロールして行くかというのが当ブログのテーマのひとつです。

その「欲望」という厄介な感情を抑えるのに必要な要素の一つが「最強」という物騒な単語に込められている意味です。

今は触れませんが、この辺は当ブログが進むにつれて明らかにしていきたいと思います。

話が脱線しました。

この損失というものをどんな風に考えて行くかで、EAを運用する能力が決まるといっても過言ではありません。

このコンテンツは、当サイトの中でももっとも重要な部分の一つです。

私はまだるっこしいのが嫌いですので、結論から書きます。

どのくらいの損失を許容するかはあなた次第です。

身も蓋もない言い方ですが、これが結論です。

しかしそれではわざわざ損失にまつわる話を始めた意味がありませんので、まずは損失というものをどんな風に考えていくのか?そして具体的な基準を例として挙げて、EAの稼動停止基準の作り方までをお話したいと思います。

まず、大前提として受け入れていただきたいのは「負けないEAは無い」という厳然とした事実です。

一見当たり前のことを言っているようですが、一旦負けだすとこの言葉は重く響いてくると思います。

屁理屈が好きな方は、「マーチンゲールは負けないじゃん」と思うかも知れませんが、マーチンゲールというのは平均価格を出してリミットを決めていくという手法をとっている都合上、セット単位で不敗でも、全ポジションを見ると負けるポジションが出てきます。

意味が分からなかったら、マーチンゲールEAでバックテストをして見てください。

勝率は100%になりません。

このことからも負けないEAは無いというのは事実だということが分かると思います。

話がそれましたね。

固定ロットのとき、バックテストの結果で基準とすべき損失はどの項目ですか?自分で考えてみてください。

分からない方は過去の「バックテストの見方」を何度も読み返してください。

バックテストの見方・分析の方法は、一読しただけで頭に入るようなものではありません。

国産・海外製のEAのレターにあるバックテストの結果を繰り返し繰り返し見て、そのEAがどんなEAなのか自分なりに分析してみてください。

それを繰り返して身につくものです。

それでは答えを言いますが、「Maximal DrawDown」の項目です。

Maximal DrawDownには経験的なものと論理的なものがあります。

経験的なMaximal DrawDownはバックテストの結果で出てくるもの。

論理的なMaximal DrawDownはストップ値×最大ポジション数です。

White Bear V3の場合は56×5+48×4=472pipsです。

0.1ロットの場合で考えると$472ですね。

まずMaximal DrawDownには二種類の値があるということだけは覚えておいてください。

なぜ私がレビューでEAのオプションを掲載しているかというのはこの辺からも分かると思います。

オプションを見ることによって論理的ドローダウンが分かることもあるからです。

現在のEAのレターにはこの辺すらも載せていないEAが多いです。

私に言わせるとそのようなEAは論外なのですが、使えるEAの中にもそういうレターがあるのが困ったところ。

本来ならば、まったく語るに値しないレベルなのですが・・・。

それでは、この二種類のMaximal DrawDownをどんな風に扱って行けばよいかを次回以降考えて行きましょう。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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